こんにちは Nボ!STYLE です。
今回は、NーBOXの おすすめ安全装置「リアカメラdeあんしんプラス4」の紹介です。
「リアカメラdeあんしんプラス4」は、後方のカメラ映像を解析して、ドライバーに安全を高める 情報を提供するオプションで、Hondaセンシングと合わせて、より車の安全性を向上させるオススメのアイテムになります。
この記事では、4つの安全補助機能を備える「リアカメラdeあんしんプラス」が、どのように機能して安全性を向上させているのかを解説しています。
安全に関する装置は、大事な人や自分自身を守るためのに重要な装備となりますので、装着を検討されている方は、是非この記事を参考にして頂けると幸いです。
それで最後までご覧ください。
リアカメラdeあんしんプラス4の特長
「リアカメラdeあんしんプラス4」は、Hondaの運転支援拡張ユニットで、以下のような特長があります。
(1)後方死角サポート:
- 死角になりやすい後側方の車両を検知し、接近してくる車両が検知ラインを越えた場合に警報で注意喚起します。
(2)後方車両お知らせ機能:
- 接近してくる後続車が継続して車間距離が近い場合、音声やナビ画面のインジケーター色でお知らせします。
(3)後退駐車サポート:
- 自車と駐車枠との角度のズレをお知らせするダイナミックガイドラインを表示します。
- コの字のアシストアイコンやタイヤの角度(目安)をナビ画面で確認可能できます。
- 通過した場所の合成映像を重ね合わせて表示し、上空から見下ろしたような映像で駐車をサポートします。
(4)後退出庫サポート:
- 後退時に車両後方の左右から接近してくる車両や歩行者を検知し、警報で注意喚起します。
リアカメラdeあんしんプラス4 は、運転中のさまざまな危険回避をサポートし、より安全なドライブを実現します。
基本性能
「リアカメラdeあんしんプラス4」には、主に4つの安全機能が備わっています。
1.後方死角サポート
2.後方車両お知らせ機能
3.後退駐車サポート
4.後退出庫サポート
リアカメラの通常の役割は、周囲のモニターと記録になりますが、「リアカメラdeあんしんプラス4」は、カメラの映像を解析して危険な場面でドライバーにお知らせしてくれる装置となります。
価格は、本体 35,200円、取付アタッチメントが別途16,280円となりました。
進化を続ける「リアカメラdeあんしんプラス」の機能を一つ一つ、具体例とともに解説していきます。
マルチビューカメラシステムとの違い
今回の新型N-BOXは、初めてマルチビューカメラシステムが装備できるようになりました。
マルチビューカメラシステムとは、車のフロント・リア・両サイド(ミラー下部)の4箇所に設置されているカメラ映像を疑似的に真上から見た映像に合成して映し出す仕組みです。“
それに対して「リアカメラdeあんしんプラス4」は、リアカメラの映像解析に特化した仕様になっています。
初めてN-BOXに登場した マルチビューカメラシステムは便利な装備なので導入したいところですが、コーディネートスタイルを選択すると、なぜかマルチビューカメラシステムが取り付けられない謎仕様になっています。
そのため、マルチビューカメラをあきらめ、今回紹介するリアカメラdeあんしんプラス4で後方だけでも擬似的にビュー映像を手に入れて安全性を高めるようにしました。
実際の使用感では、かなり 正確に周囲の状況を判断してくれますので、お知らせや、表示が出たら、無視せずに周囲を必ず確認するようにしましょう。
取扱説明書に「警報や表示のみに頼らず運転しましょう」との記載があります。補助装置として便利に使いましょう。
1.後方死角サポート
「後方死角サポート」は、時速30km/h以上で走行中に後方の死角にある車両を検知して、方向指示器を出すと警告してくれるシステムです。
動作の仕組みですが、後方の検知エリアに車両が来ると検知を開始してアイコンが点灯します。このままだと検知しているだけで何も起こりません。
このような走行状況で車両がいる側の車線にウインカーを出すと、警告音がなりディスプレーに警告が表示されて 回避を促します。
後方はドアミラー等に死角があるので補助的に後方のおしらせサポート機能があるのは安心です。
実際に利用した感想ですが、死角の車両以外にも、合流する車線にある工事車両や道にある障害物なども検知してくれる場合もあり感度が良いです。死角を走行している車両を的確に捉え、お知らせしてくれるので安全性が向上しました。
▼補足:自車が追い抜いている、追い抜かれているときの検知エリアと検知ラインは以下です。
2.後方車両お知らせ機能
「後方車両お知らせ機能」は、走行中に後方に近づきすぎている車両を検知しておしらせしてくれるシステムです。
動作の仕組みですが、時速60km/h以上で走行中に、後方車両が 約3~15m以下に近づき 2秒以上とどまっていると後方車の検知が始まります。
更に後方車両が3~5秒間、検知エリアにとどまっていると音声でお知らせしてくれます。
実際の走行経験によりますと、警報が鳴る状況としては、後方車両が結構 こちらの車両に近づいているときに警告されるので安全回避などの行動ができます。
煽り運転や 周囲の状況判断に有効です。
3.後退駐車サポート
「後退駐車サポート」は、後退時のリアカメラの映像を合成して後方の状況をナビゲーションで ふかん できるようにする仕組みです。
時速5キロ以下で後退時にモニターに進行を予想するガイドラインが表示されたり、ステアリングの角度が表示されます。
「後退駐車サポート」は、マルチビューカメラシステムに似ている機能で、後方周辺の状況を把握しやすく、後退時の視認性が高まります。
表示されるガイドラインは、一番遠いラインが3m、内側に2m、1mと表示されます。ちなみに点線は、ラゲッジルームを開けたときのドアの最大位置を表しています。車幅ラインは車両幅+0.4mで表示されています。
ガイドラインの色は、駐車枠とのずれが大きいと「青」 ずれが少なくなると「緑」に変化しています。(色の変化は取説に記載がありますが実際の走行では確認できていないので確認中です)
実際に利用した感想ですが「リアカメラdeあんしんプラス」装着しないと得られない後方のビュー映像は、後退時の安全性向上の輔助機能として有効です
注意: モニターに表示される映像は車両が後退することにより撮影された画像を合成表示しているので、リアルタイムの映像ではないので注意が必要です。
4.後退出庫サポート
「後退出庫サポート」は、駐車場などで後退しているときに、後方左右から来た移動している人や車を検知してナビ画面を通じて運転者に危険を知らせる機能になります。
運転席からは見えない、左右に止まっている車の陰などの状況を補助的に把握できて便利です。
実際の使用感としては、遠くから近づいてくる人や、周囲に近づく複数のクルマも検知してお知らせしてくれるので便利です。
人と車の行き来が多い、混雑していて注意しなければいけない駐車場でも、陰にいる人やクルマの接近をお知らせしてくれるので安全性が高まる良いシステムだと思います。
4つの機能 まとめ
運転中や駐車の際に人間だけでは確認しにくい後方の様々な情報を、リアカメラの画像処理によって安全情報として運転者に提供する「リアカメラdeあんしんプラス4」は、よい装備多と思いますので装着をオススメ致します。
設定方法
「リアカメラdeあんしんプラス4」の動作感度や設定変更はナビ画面から変更が可能です。
今回の検証は、検知範囲「広い」、警報頻度「高い」に設定して、通知されやすい設定で行いました。
通知が多い、検知されないなどの症状が出た場合は以下の設定変更で最適になるように調整してください。
「リアカメラdeあんしんプラス4」の設定方法
「リアカメラdeあんしんプラス4」の設定方法について、以下にまとめました。
(1)システムの有効化:
- ナビゲーションシステムの設定メニューから「リアカメラdeあんしんプラス4」を選択し、システムが無効の場合は有効にします。
(2)後退駐車サポート:
- シフトポジションを[R]に入れると、ダイナミックガイドラインやアシストアイコンが表示されます。
- 駐車枠線が描かれていない場合や汚れている場合は、検知が難しくなることがあります。
(3)後退出庫サポート:
- シフトポジションが[R]のときにシステムをONにすると、車両後方の左右から接近する車両や歩行者を検知し、警報で注意を喚起します。
- 自車の車速が約5km/h以上、接近車両の速度が約10km/h以下または約25km/h以上の場合は検知できません。
(4)後方死角サポート:
- 自車の車速が約30km/h以上で前進しているときに、後側方の車両を検知し、ナビ画面上にマーク表示と音で警告します。
- 二輪車、自転車、歩行者などは検知できません。
(5)後方車両お知らせ機能:
- 走行中に後続車が一定時間(約2秒)接近している場合、ナビ画面のインジケーター色が変わり、さらに接近が続くと音声でお知らせします。
- Apple CarPlayまたはAndroid Auto™利用中は、アイコン表示されず、音声のみでお知らせします。
(6)設定の調整:
- 検知範囲や警報頻度を設定メニューから調整できます。例えば、検知範囲を「広い」、警報頻度を「高い」に設定することで、通知されやすくなります。
設定の呼び出し
カーナビゲーションの「HOME」ボタンを押して「リアカメラ設定」で変更可能です。
お好みに合わせて、設定を変更してみましょう。
1.リアカメラ次回表示ビュー設定 オススメ → マルチビュー
2.後方死角サポート設定 オススメ → する
3.後退出庫サポート設定 オススメ → する
4.後退出庫サポート警告頻度 オススメ → 高い
5.後方車両お知らせ設定 オススメ → する
6.後方車両お知らせ開始速度 オススメ → 60km/h
7.後方車両お知らせ範囲 オススメ → 広い
8.運転支援警告音設定 お好み
9.運転支援お知らせ音声設定 お好み
10.ダブルビュー合成映像表示 オススメ → する
11.バーチャルビュー設定 オススメ → ダーク
オススメ設定
「リアカメラdeあんしんプラス4」を最大限に活用するためのオススメ設定をいくつかご紹介します。
(1)後方死角サポートの感度調整:
- 高速道路や混雑した道路を頻繁に利用する場合、感度を高めに設定することで、より早く後方の車両を検知し、警告を受け取ることができます。
(2)後方車両お知らせ機能の距離設定:
- 都市部での運転が多い場合、通知距離を短めに設定することで、近距離での接近車両に対する警告を迅速に受け取ることができます。
- 長距離ドライブが多い場合は、通知距離を長めに設定することで、後続車の接近を早めに把握できます。
(3)後退駐車サポートのガイドライン表示:
- ガイドラインをオンに設定し、駐車時にナビ画面に表示されるようにします。これにより、駐車枠に対する車両の位置を正確に確認できます。
(4)後退出庫サポートのアラート音量:
- アラート音量を適切なレベルに設定します。周囲の騒音が大きい場合は、音量を高めに設定することで、警告音を確実に聞き取ることができます。
(5)ナイトビジョン機能の有効化:
- 夜間の運転が多い場合、ナイトビジョン機能を有効にしておくことで、暗い環境でも鮮明な映像を確認できます。
これらの設定を調整することで、「リアカメラdeあんしんプラス4」をより効果的に活用し、安全な運転をサポートできます。
まとめ
リアカメラdeあんしんプラスの4つの機能をご紹介しました。
「リアカメラdeあんしんプラス4」は、運転中の安全性を高めるための多機能なサポートシステムです。後退駐車や後退出庫、後方死角の確認など、さまざまなシーンでの危険回避を支援します。
これにより、ドライバーはより安心して運転を楽しむことができます。設定も簡単で、ナビ画面から直感的に操作可能です。安全運転のための強力なパートナーとして、ぜひ活用してみてください。
通常の後退操作を行って警報やメッセージがでたら確認するようにしましょう。動いている物体を検知するので、一旦止まってくれた人が急に動き出したりする場合は検知できない場合もあります。
指示や警報だけを頼りに運転するのでは無く自信の安全確認、的確な操作により車を運転してください。
便利に使って安全なカーライフを楽しみましょう。
ステップワゴン、フィット、フリード等にも設定、後付けできるかなど 詳しくは販売店にお問い合わせください。
今回は リアカメラdeあんしんプラス 4 3 違い については触れませんでした。