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N-BOXに装備した純正ドライブレコーダを詳しく解説。ホンダ3カメ・ドラレコの実力|高価な純正ドラレコに価値はあるのか。

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純正3カメドラレコの実力

今回は、N-BOXに取り付けた 純正ドライブレコーダー のお話です。

N-BOXに「純正ドライブレコーダー」を検討されている方もいらっしゃると思いますが、価格は 67,100円 と少し高いです。性能はごく一般的で4Kも珍しくない解像度はフルHD、録画時間も短く純正以外のドライブレコーダの選択肢も見えてきます。

結論からお伝えしますと、純正は価格は高いですが安全装置などに影響を与えない設計となっているので純正ドライブレコーダーの装着をおすすめいたします。

ドライブレコーダーは取り付ける位置が、安全装置やその他の機器に近いので、それらの機器にドラレコが与える影響が大きいので、専用設計となっている「純正のドライブレコーダー」がオススメとなるわけです。

選んだのは、3(スリー)カメ ドライブレコーダ「型番:DRH-229ND」です。

このブログでは、このドライブレコーダーが、どのような画像を記録できるのか、いざという時に証拠そしてナンバープレートは認識できるのか、などを検証をしましたので最後までご覧ください。

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この記事で分かること

❶ 純正ドラレコ DRH-229NDの特徴

❷ フルHDの解像度で、ナンバープレートは、きちんと録画できるのか。

❸ いざという時に録画されていない問題。SDカードの取扱・注意事項につて。

❹ 基本的な使い方  です。

(YouTube版は撮影中です)

目 次

3種類のHonda純正ドライブレコーダー

現在、ディーラーオプションで装着出来るHondaの純正ドライブレコーダーは主に3種類になります。

1) 3カメ ナビ・スマートフォン連動 タイプ の DRH-229ND  67,100円

2) 2カメモデル DRH-224SD  51,700円

3) ドライブレコーダー(フロント用) DRH-229ND 45,100円

になります。

紹介するHONDA純正ドライブレコーダー「型番:DRH-229ND」は、 3(スリー)カメラモデルで、3つのカメラで 前方、後方、車内・側方 を録画できるのが特徴です。

実際に録画された映像を元に、純正のドライブレコーダーの性能を検証してみたいと思いますので、ご購入を検討されている方は参考にしてください。

3カメドラレコ DRH-229ND の特徴

このドラレコの 特徴 は

・3カメで全方位録画が可能。

・ナビ・スマートフォンと連携、パソコン用ビューアーソフトが提供されている。

・安心の純正ドライブレコーダ 、車本体への影響がない。

3カメで全方位録画が可能。後方車両の接近を検知

特長の一つ目は、3つのカメで全方位録画が可能なことです。

特に「車内・側方」の録画は、側面衝突 や 幅寄せなどのトラブルに威力を発揮します。

前方と後方以外に側面も録画されているので、事故や煽り運転への対応時に安心できるところです。

特長二つ目は、ナビ・スマートフォンと連携、パソコン用ビューアーソフトが提供されている点です。

録画された情報は、整理されたアイコンとともに純正カーナビゲーションでその場で確認が出来ます。スマートフォンにアプリケーションを導入すればスマホでの確認も出来ます。

SDカードに録画した情報を、パソコン用ビューアーソフトを使ってPCで詳しく確認することも出来ます。

電装品の動作に影響しない

これは経験があるのですが、ドラレコは特に他の機器への影響が大きい機器で、例えばラジオに雑音が入ったり、TVが受信できなかったりするトラブルが多いです。

社外品のドラレコは、Hondaの動作保証されていない機器が多いので、特に安全装置などへの影響によるトラブルが起きる可能性があります。

純正品は、専用設計で本体の作り込みがしっかりしているので、車内の電装品に影響を及ぼさないのが特長です。

考慮されている主な電装品は以下のような機器です。

※ エアバック・ホンダセンシング・ETC・ラジオ・オーディオ・TV・バッテリーなど。

フルHDで、ナンバープレートは確認できるのか?

純正ドラレコ DRH-229ND

解像度は、3つのカメラとも フルHD(1920×1080)画質での録画可能で、画像処理技術 はHDR機能を搭載しています。

HDR機能はカタログによると、白飛びや黒つぶれを抑えた鮮明な記録が可能で、歪みの少ないクリアな画質で、前方車・後方車のナンバープレートもくっきり記録できます。

と記載されています。

HDRとは

HDRとは、High Dynamic Range(ハイダイナミックレンジ)の略称で、従来のSDR(スタンダードダイナミックレンジ)に比べてより広い明るさの幅(ダイナミックレンジ)を表現できる表示技術です。

実際の録画データの確認

実際の映像を確認してみると、天候が良く相手方の車までの距離が近い場合は、問題なくクリアーに画像を認識できています。

しかし、以下の条件では4K等の高画質に比べ、解像度が低い純正ドライブレコーダーでは、ナンバーの認識ができない可能性が高まりました。

ナンバーが解読しにくい環境

・ 対象の車までの距離がある。

・ 車のスピードが出ている。

・ 照度が足りない。(悪天候時や夜間など)

走行環境別のナンバープレート「ひらがなの認識」まとめ

スクロールできます
前方後方側方
昼間 一般道
昼間 高速道路×
夜間 一般道×
夜間 高速道路××
昼間 悪天候×
 認識  ○=可  △=困難  ×=不可

ナンバープレート認識検証のまとめ

対象車両までの距離が近くスピードが出ていない場合で、晴れた昼間の一般道であれば、前方の画像は鮮明で、ほぼ認識可能で問題はありません。

その反対に、スピードが速くなりったり、夜間や悪天候などの低照度の場合は、認識率が下がる傾向であることが分かりました。

解析するのはプロ

録画された画像を見る限り、条件によってはナンバープレートを確認できない場面がありました。

いざ事故などの肝心なときに、ナンバープレートが認識できないのは不安です。

フルHDの解像度が低い純正ドライブレコーダーではダメなのでしょうか。

以下の理由から問題ないと考えています。

事故などが発生して、証拠画像として記録データが採用される場合は、その画像を解析するのはプロの 事故鑑定士 や 保険会社 です。

画像処理能力の高い機器と高いテクニックで、見えにくいナンバープレートの写った画像を、解析して、たいていの場合は読み解いてくれるはずです。

その点を考慮すると、素人が判断した「ナンバープレート」が見えにくいう、検証や判断は 参考程度の情報で、プロが解析するには必要十分な性能が純正ドライブレコーダにあると考えます。

安心のホンダ純正 ドライブレコーダー

純正ドラレコ DRH-229ND

近年の車への安全装置の普及はめまぐるしい物があり、センサーや画像処理をするカメラなどが多数車に使われているので、ドライブレコーダーが他の機器へ影響を与えないように対策が必要です。

純正は、価格が 67,100円とちょっとお高価ですが、純正品の最大の特徴である「 車体の電装品に影響を与えない 」設計は魅力です。

純正品 ドライブレコーダーの魅力

Hondaセンシングの動作が保証されます。

エアバッグへの影響がありません。

ETCの動作が保証されます。

オーディオへの影響がありません。

駐車録画時のバッテリーへの影響が考慮されている。

命を守るための安全装置が、ドライブレコーダーの影響で動作しなくなるのは問題です。

その点、純正品はしっかりと対策が行われており、取り付ける場所も最適化されています。

また、動作温度範囲が広くー20 ~ +65 で、真夏や真冬の過酷な環境下でも動作するのも魅力です。

安全装備が精密機械でドラレコが影響を与えてしまう可能性が高いので、検証と保証が行われている純正ドライブレコーダーが安心です。

撮影時間

録画時間は、標準で5時間(300分)となっています。

SDカードに撮影データを保存する残りよ容量がなくなった場合は、古いファイルから上書きされてしまい、最初に録画されたデータを確認することができなくなります。

標準で5時間(300分)の録画が可能となっていますが、どの程度で上書きが始まるかというと、ざっくりな感覚で申し訳ないのですが、日帰り旅行で 片道2時間で往復4時間の車移動と現地で観光地を回る程度の車利用で、容量が足りなくなり朝の記録は上書きして消えてしまう印象です。

朝、録画データを必要とする現象が発生した場合は、その日のうちに上書きされてしまうので、データを保護するする必要があります。

新しいSDカードと差し替えてしまうのも良い方法でしょう。その場合、SDカードの正しい取り出し方で取り外ししましょう。

DRH-229NDの基本性能

常時録画

常時録画は車両のエンジンスイッチ(POWERスイッチ)と連動しています。

エンジンスイッチをOFFにすると常時録画も停止します。

衝撃検知録画

常時録画中または、駐車時録画中に衝撃を検知すると、衝撃を検知した前12秒/後8秒の録画を保護します。

最大20件録画され最大件数を超えた場合は古い動画から上書きされていきます。

駐車時録画

エンジンスイッチをOFFしてから30分録画を行い、衝撃を検知すると20秒保護されます。

駐車時録画プラスは、長時間駐車時に衝撃を受けると1分間録画保護されます。

駐車録画時のバッテリーへの影響が考慮されています。

手動録画

本体の「EVENT」ボタンを0.8秒以上長押しすると前12秒、後8秒の録画保護が行われます。

後方車両検知録画

接近する後方車両を検知すると録画されます。

合流地点録画

ナビゲーションシステムで高速道路の合流地点を検知すると前後20秒録画されます。

ナビ・スマートフォンと連動、パソコン用ビューアーソフト提供

ナビゲーションシステム と ドライブレコーダーが連携しているので、録画した「動画・静止画」を、ナビの大きな画面で再生ができます。

再生以外にも、カメラでリアルタイムの映像を確認したり、設定変更などが可能です。

また、スマートフォン用のアプリ「DR Viewer S」でドライブレコーダーの動画を再生したり、設定変更が行えます。

ドライブレコーダー ビューアーソフトDR Viewer N17で、撮影した画像をPCで閲覧可能です。

前方・後方は、ワイド画角で 110°(水平)×70°(垂直)をカバーします。

注目したいのは 車内・側方の画角です。 180°(水平)×70°(垂直)をカバーしており、後方左右まで撮影できています。

いざという時に録画されていない問題。SDカードの取り扱い

消費者庁の資料によると、肝心なときに ドライブレコーダーの映像が正常に録画されていなかったトラブルが、全体の7%もありました。

また、ドライブレコーダーを取り付けたあとに、映像を確認したことが無い人が44%もいました。

ドライブレコーダーの映像を確認したことがある人の中には、正常に映像が記録されていなか

※出典:消費者庁ウェブサイト (https://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20180802_2.pdf)
 「ドライブレコーダーの映像を定期的に確認しましょう」(消費者庁)

様々な問題により撮影できていない状況が散見されるようです。

なるべく正常に動作を続けられるように対策しましょう。

純正のSDカードを使う

過酷な環境下で動作している、ドライブレコーダーに使用されているSDカードは高い性能と耐久性が要求されます。

正しく動作させるためには、指定された純正のSDカードを必ず使いましょう。

書き込み耐久性が低いSDカードや安価な商品は、たくさん売られていていますが、記録できていない場合が多いので止めましょう。

指定された容量以上のSDカードを利用するのも危険です。正常に録画されているようで、撮影ファイルが無かったり読み込めない場合があります。

SDカードのメンテナンス

少し面倒ですが、正しく動作を継続させるためには、SDカードのメンテナンスをする必要があります。

(1)ドライブレコーダーで記録した映像は定期的に確認しましょう

何らかの不具合で長期間録画されていないことに気づかず、いざ利用するときに録画されていないことに気づきます。

(2)SD カードは定期的にフォーマットして使用するほか、消耗品であることから定期的に新
しいものと交換しましょう

フォーマットすると全てのデータが削除されますので、必要なデータがある場合は必ずパソコンなどにバックアップしましょう。

まとめ

N-BOXに取り付けて良かった 純正ドライブレコーダーのご紹介でした。

3つのカメラ 前方、後方、車内・側方を記録できる、HONDA純正のドライブレコーダー、モデル「型番:DRH-229ND」は、多くの機能と信頼の純正レコーダーにより、正確な録画を行ってくれます。

映像は、暗所などの環境下でも綺麗に録画できない場面もあり残念ですが、車本体に影響を与えないHonda純正のドライブレコーダーは魅力です。

煽り運転や事故などに威力を発揮するドライブレコーダーは、品質の良い機器を選び、普段からSDカードのメンテナンスを忘れずに行いましょう。

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